大辻颯太
Sota Otsuji
Designing and evaluating new glasses using the aerodynamic levitation technique
ガラスはその組成設計の自由度の高さが魅力的な材料であり,従来SiO2やB2O3といった網目形成酸化物を中心に組成設計されてきました。
アルカリ酸化物などの修飾酸化物はガラスのネットワークを切断する役割を持ち,一般に修飾酸化物濃度が増加すると融液は結晶化し,ガラス化しないことが知られています。
ガラス合成の最大の敵は結晶化であり,融液界面における結晶核生成・成長と融液内部における結晶核生成・成長という2つのプロセスが知られています。
このうち,融液界面における結晶化を最大限に抑制できるガラス合成法に無容器法があり,従来合成が困難であった組成でもガラス化が確認されています。ガス浮遊法を用いることで簡単に実験室でも無容器法でガラス合成ができます。
浮遊法は近年発達してきた手法であるため,新たなガラス化範囲の情報は少なく、探索の余地があります。網羅的なガラス化範囲の探索に加え構造解析・物性評価を同時に行うことにより,ガラス材料の応用範囲を広げ,ガラス構造に関する知見を増やすを目的としています。
最新の投稿
-
セラ協2026年会 口頭発表
3月4-6日に横浜国立大学にて行われた日本セラミックス協会2026年会にて,「無容器法で作製した希土類高含有ボロシリケートガラスの磁気光学特性」というテーマで発表をいたしました。
本発表では,無容器法を用いて作製したTb2O3高含有ボロシリケートガラスが大きなファラデー効果を示し,可視レーザのアイソレータへの新たな代替材料となりうることを報告しました。
本人けがで不在のため,京都大学ガラス基礎科学講座 増野教授に代理で発表していただきました。
増野先生,ありがとうございました。
-
ごあいさつ
はじめまして。ご覧いただきありがとうございます。
このHPは研究成果を発信することを目的としています。
論文の投稿,学会での発表があればコメント付きで更新する予定です。
また,MDシミュレーションや構造解析等,有益な情報を備忘録として投稿する予定です。(ContactのQiitaにて。準備中。)
どうぞよろしくお願いします。